唯一

前にも書いたかもしれないが、私は今のクラスでただ一人の日本人だ。

(日本人が多く住むここ大連でこんなことは珍しいんじゃないか?)

クラスでただ一人、というのは、

・自分を以て日本とは日本人とは、と判断されてしまう(かも)。

 サボったりも余りできなくなった。

・各国ひとりずつその国の事情を言え、などの時必ず自分になる。

・日本語でちょっと聞く、などできない。

 休んだとして「宿題はあるか」聞くにも中国語をつかわないとならない。

という緊張感がある。

でも、

・他の日本人と比べられることがない。

・何をしてもどうしてても唯一。

 キャラ作ったりキャラ被らないようにする必要がない。

・中国語での発言が恥ずかしくない。

 間違えても「わはは」で済む。

・中国語で喋る機会がぐんと増えた。というか喋らないとならない。

(・ワリと周りも気をつかってくれる。日本語で挨拶されたり。)

という良い点もある。

ひとりは楽だけど、大変だけど、やっぱり楽。

でも大変、とはいえ楽、でもやっぱり大変。

こうだ、と言いきれるもんじゃない。

唯一の画像