なんとなく。
今日はすべてにおいていまひとつ、
睡眠不足で朝の目覚めも悪く、
学校に郵便物をチェックしに行っても特になし、
お昼前にお菓子を食べすぎ、
陳さんとの互相学習も頭がぼーっとしてダメ、
出かける間際にヘンな中国人につかまり
(しかも聞き取りが全くダメ)、
バイト先でもなんとなくうまくいかず・・・
今日はひとり飲みだな。
とビールを買って帰った。
部屋着に着替えて、
洗濯機を回し(人が少ないので空いている)、
ビールを飲みつつぼんやりしていると、携帯に短信。
「今日は腊八節です。みな腊八粥を食べます。」
陳さんから。
「じゃあ、私も食べないとね・・・どうしよう!?」
学食もすでに閉まった後。
似たようなものがスーパーで手に入るかな。
なんてぼんやりしていると、
「ちょっと待ってて。」
陳さんは最近学校の近くに引っ越して来たけど、、、
まさかね。
と思ったら、そのまさかだった。
お椀ひとつ(だけ)を手に陳さんがやってきた。
「冷めちゃったけど、どうぞ。」
学校の近くとはいえ、歩いて10分はかかる。
マイナス10度の中・・・それは冷めるよ。
*
昨日は新疆人(と中国人)に騙され、
他の中国人にも利用されてるだけ?
とバイトからの帰り道、日本に帰りたくなっていた私。
だからやめられない。
*
お粥は甘くなく、滋養に満ちた味で・・・本当に美味しかった。