不錯

(悪くないというか結構良いというかかなり良い)

4時間目がおわった後、いちばんに教室を出る。

早くひとりになりたかった。だからいちばんに出る。

傍から見るとお腹が空いてお昼を待ちきれない子どもみたい。

でも子どもは遊びに行くほうが大事なんだ。

そんなことをいいながら向かうのは食堂。

学生食堂ではなく、でも学内にある食堂。

(昨日からどうしても炒飯が食べたかった、というのはナイショ。)

適当に蘭州炒飯(大)を注文。

いくらお腹が空いているからって大なんて・・・と思わない。

カバンの中には帯走用のタッパーが入ってるんだから。

出てきたのは、日本人の思う「ザ・炒飯」というようなもの。

でも、これが正解。

炒飯の素・・・永谷園のだったか、

それを昨夜関心空間で見て食べたくなったんだから。

隣の人が「たまごとトマトの炒飯」のトマトを全部残しているのが気になる。

ぱくぱくひとりで半分ほど食べる。

残りはタッパーに入れて、5元払って、寮に戻る。

ちょっと休んだあと、今日は路面電車に乗って街に向かう。

ハロゲンヒーターの価格調査および

中国チックな水杯を探す旅(おおげさ)。

ウォールマート、カルフール、トラストマートをはしごするぞ!

と鼻息荒く。

・・・が、最初に行ったウォールマートで

ババシャツ&ももひきのセット、手袋(赤と黒)、

ビール2本、牛乳5袋、りんご、桃、ピータン、お菓子をカゴに入れ・・・

たところで、店内に品冠の曲が流れ出す。

出るに出られなくなる。

結局、アルバムひとつ分全部聞き終えてしまった。

もういい時間になっていたので路面電車で学校へ戻る。

部屋に戻ると5時半。

6時に炒飯(お昼の残り)を食べる。

りんごを剥いて、食べる。

牛乳にストローをさして、飲む。

ビールを買いおきするのはやめよう。

と、さっき思った。

不錯の画像