映画

和平広場というところまで映画を観に行った。

ひとりで。

選んだのは「合約情人」という中華モノ。

任賢齊主演のラブコメディ。

無料チケットを貰ったのでタダだったけど、本当は35元。

映画館の外観とシステムは日本と変わらない(MOVIXみたい)、

でも中の様子は全くと言っていいほど違った。

映画はいきなりはじまる。宣伝等一切なし。ベルなし。

観客はずっと喋ってる。電話もなる。電話に出る。

でもそれが気にならない。

何か面白いものが目の前で起こっているのを

みんなで見ている、という感じ。

面白いところでは体をよじってゲラゲラ楽しそうに笑うし、

ヒロインがメガネを外したら「きれーい」、

映画中ずっと喋り声も聞こえてたけど、

いつもだったらコソコソ喋ってる人がいたら

くるっと振り返ってじっと見つめてしまう私だけど、

もう気になるレベルを超えていたし

こういう雰囲気もありだな、と状況全体を楽しめた。

(ま、言葉がわからないから字幕に頼ってた部分もあるけど)

映画の内容はかなりどうでもいいラブコメだったけど、

今の私には観てわかる、笑える、という点でピッタリだった。

周りの観客がほぼ全員カップルだった、という点をのぞけば。

鑑賞後、初めて202番の路面電車に乗って黒石礁というところまで行き

ずらっと並んだ屋台を眺め、品冠出演のドラマのDVDを見つけたので買い

(2枚組のうち1枚が読み込めなかった・・・残念)、

そこから大学の寮まで4~50分、テクテク歩いて帰った。

まだまだ「初めて」が多い。

映画の画像