セント・ニコラス・ケイジ

金曜日は最後の授業。

最後の最後は口語。

「自分の国で一番重要な祝日」をテーマに自由会話。

日本:正月

韓国:旧正月

タイ:タイの正月と水かけ祭り

イタリア・ドイツ:クリスマス

というような具合に各自どんなことをして過ごすのか説明。

ドイツ人が「セント・ニコラス」と言った途端、

日本人女子「ニコラス・ケイジ!?!?」(大声で)

一同爆笑・・・が、

韓国人女子「ニコラス・ケイジの奥さんは韓国人だよ」

日本人女子「ホントに!?」

韓国人女子「ホント、ホント」

日本人女子「じゃあニコラス・ケイジは韓国に住んでるの?」

韓国人女子「違う、アメリカ」

日本人女子「どこで出会ったの?」

韓国人女子「アメリカで」

私「奥さん奇麗だよね~」(多少気をつかいつつ)

韓国人女子「綺麗じゃないよ、お金持ってるだけ」

私「(笑)」

日本人女子「なんでなんで?」

・・・以下えんえんと続く・・・

途中から「ニコラス・ケイジ」という単語を聞くだけでおかしくなって

日本人の若者とともにひたすら笑う。

ドイツ人も「テストの作文でどんなテーマが出てもニコラス・ケイジに絡めて書こう!」

と夜の飲み会でもまだ盛り上がってるし、

イタリア人はイタリア人で私の部屋で(ネット上で)ニコラス・ケイジの写真を見て

「真不好看!」と顔をひんまげていた。

そんな最後の授業。

そしてこのクラスでは上述の日本人女子と韓国人女子だけが完全帰国。

ニコラス・ケイジは誕生日が1/7らしいけど、

わざわざ明日この日記を登録、とかはしない。

別にファンじゃないから。