他人

話をするときに、自分でこう言おう

と前もって考えて一方的に言うのは簡単。

相手の話を聞いて、その話によって返事をする、

それは結構、難しい。

他人と関わるっていうのは、自分の頭の中にあること

以外のことを受けとって、頭に刺激を受けて、

そこから考えが生まれて、そして自分も相手に渡すっていうこと。

私はそれが苦手だ。

とてもとても苦手だ。

自分の思い通りの答えじゃないと少しイライラしたり、

何も返せなくなったり、

聞くだけ、とか、話すだけ、になってしまう。

文章は一方的だから・・・。

ちゃんと他人と関わってこなかったな、と

うすうす感じてはいたけど、

やっぱり・・・愕然とする。

少しずつ、少しずつ、やっていこう。

難しいけど不可能じゃない。

人と関わることによって、交わることによって、

揉まれて、ごつごつとした角もとれて、磨かれていく。

これから、磨いていこう。

まず、話を聞こう。

よく見よう。

他人のためということを考えたことがなかったかもしれない。

人に何かをするときも、

人に親切にしている自分がいい人と思われたいとか

こんなことをしてあげる自分はすごいと思われたいとか

こういうことをしないと嫌な人と思われてしまうとか

全部、自分のため・・・。

なんて、つまらない。

まず気づいたのだから、それで良しとしよう。

この先どうしていくか、どうするべきか。

そっちのほうが大事。