2007-11-13 冬が来る 日記 もう、すぐそこまで来ている。 まだはっきりと姿を現してはいない。 でも、それは確かに冬だ。 足元から冷えるようなこの空気。 体の中が悲しみ、のような薄ら寒いものに 支配されるようなこの予感。 後ろを振り返りたくなるこのにおい。 どんよりとどっしりとした塊が 私の中へ入り込もうとしている。 取り込まれる前に・・・もう少し。 もう少しだけ、時間が欲しい。 もう少しだけ、このまま浸らせて。 もう少しだけ、思考させて、