こっち側

以前働いていた職場は

とあるニュータウンにあって

よく

お茶を飲みながら

団地やお揃いの家を眺めていた

絵に描いたような

幸せ家族や

新婚家庭を想像したり

夕暮れ時の商店街など

自分の幼い頃を思い出したり

ニュータウンでは

商店街のかわりが

ジャスコなんだなあ

とか

ぼんやり考えたり

でも

私は

自分が中にいるときは

その良さに気づかない

ということを知っている。

だからこっち側にいる。

たぶん。

ティーヌン」のトムヤムヌードルが食べたいー

でも、あそこで人と一緒に食べた事がない

(いつも行く時はひとり)と言ったら

「格好いい・・・」と感心されたが

誉められた、と思うことにしている。