自分のきれるスイッチは大小たくさんあるけれども、
そのうちのひとつ、自分で気づいているものに
「女なんだから」
「女のくせに」
スイッチがある。
例えば「女なんだから料理くらいしろ」と言われたら
スイッチがかちっとはいって、やらない。絶対にやらない。
でも「いい大人なんだから料理くらいしろ」と言われたら
はっ、その通りでございます、申し訳ありませんーーー
と素直に反省して、すると思う。
ふたり姉妹でふつうに育ってきたつもりだけど
どうにもいろいろ理解できないことが多い。
友人には「日本の文化だから」と言われた。
そうなんだろうね。
どうしてこのスイッチがあるのかもよくわからない。
自分は別に男っぽくもないと思うし、
すごくかたい信念とかがあるわけでもない。
化粧も(一応は)するし、お菓子作り好きだし、人には甘える。
ただ自分は自分なりにふつうに生きてるつもりで、
それを「おかしい」は…まあ我慢するとして、
「いけない」「だめだ」とは言われたくないなあ。
(「お菓子作りなんて女の子らしいね」と言われたら
「パティシエは男が多い」とか言いそう。面倒くさい人間。)
今ふと思ったのはたぶん自分の自信のなさに起因してて、
何かができるからOK、とか
何か持ってるからOK、とかいう条件なしに
まるっと認めてほしいということなのかも。
ああそうかも。
(注:飛躍しているようで自分のなかではつながってます)
じゃあなんで大人なんだから…はいいのか。
あえて大人らしくしてないという自覚があるからかも。
失われた10代を今取り返して(るかのように好きなことをして)いるから。
(結局好きなことはそんなにはできてないけど、まあそれなりに、小さいことで。)
ああ、つくづく面倒くさい。
まあ明日になれば言ってることがコロッと変わるかもしれない。
変わらないかもしれない。
もともと矛盾が多いのは自覚済み(開き直り)。